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礼節と誠実は最強のビジネススキルです。

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世界大手の人材派遣会社のアカウンテンプスが『フォーチュン誌』で発表した研究によると、企業のマネジャーや幹部は、勤務時間の13%(1年の2か月弱)を、社員の人間関係の修復や無礼な行動の後始末に費やしているという驚きの事実があります。それほど、生身の人間同士の関係はマネジメントにとって重要課題となっています。

誰からも評価される部下、部門・会社となるには、リーダーの人間性が重要です。ここではリーダーとして備えるべき人間性について5つ紹介します。


■礼節を大切にする

礼儀作法のきちんとしている会社は一緒に仕事をしていても気持ちがいいものです。打ち合わせの終わり際に「お疲れ様でした」という言葉が自然と出てくるような会社は雰囲気がいいなと感じることでしょう。雰囲気が良い会社はコミュニケーションが自由闊達となり、会議の場においても全員がいい企画に仕立てようという意識を持っています。

良い雰囲気を作るために必要なのが挨拶を始めとする礼儀作法、礼節です。それを部下に徹底させるためには、まずは上司であるあなたから実践することが大切です。

■小事は大事

崖崩れは、小さな石や土砂の崩れにその前兆があると言われます。優秀なリーダーは、それに気づく鋭い観察眼と気配りの細やかさを併せ持っています。それを身につけるにはどうしたらいいのか。答えは簡単です。

小さなことをおろそかにせず地道に積み重ねていくことです。会社が定めた届をきちんと出すこと、声をかけること、整理整頓をすること……細かいことも確実にこなしていくことで、今までに気づかなかった細かいことにも気づく観察眼が養われます。

■接待で「読む」力を養う

接待はお客様との良好な関係を築くために避けて通れないものです。そして接待は気づかい、心配りなどリーダーに必要なとして様々なことが試され、ビジネスマンとしての礼節の善し悪しが一番よくわかる場です。

何かを成し遂げるためにも何かの関係を築くためにも良い「場」というものは必要不可欠です。接待をその「場」にし、人間関係を「読む」力を養いましょう。

■人を許すことができる人は謝ることができる人

人を許すというのは難しいことです。ついミスをしてしまった部下を「許せない」と思ってしまう人は、自分がミスをした場合素直に本心から謝ることができるか自問してみましょう。「はい、できます」と即答できない場合、謝ることができるようになろうという意識を持ち努力をすることが大切です。

叱り飛ばして部下の心に傷を残すよりも、あなたがお客様に本心から謝り、部下を許し再度トライさせる。そうすることで部下の成長の機会になり、あなた自身もリーダーとして確実に成長します。

■嘘がない誠実さを貫く

結果ばかりが目立つビジネスマンの世界において、「誠実さ」のある行動には魅力があります。上司という立場は、多くの部下の目が常にあるものです。誠実さがないと行動の軸がぶれてしまいます。そして行動の軸のぶれの度合いは部下からの風評に直結します。

部下だった頃、上司の意見がコロコロと変わり振り回された経験がある人もいるのではないでしょうか。そのような上司にならないために、誠実な行動を心がけましょう。

倒産寸前、売上高19億円の会社(ベルシステム24)を1000億を超える一部上場企業にした園山征夫氏が書いた『礼節と誠実は最強のリーダーシップです。』では他にもリーダーとして必要な人間性、部下指導に必要な心がけなどが紹介されています。リーダーの立場で悩んでいる方は是非読んでみてください。

「礼節と誠実は最強のリーダーシップです。(礼節と誠実は最強のリーダーシップです。園山征夫)」の詳細を調べる


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